GoogleドライブをMIRACLE LINUXでも使いたい。
google-drive-ocamlfuse - Githubを信じられる人向け。
前提
- Homebrewが使用可能
- インストールは公式サイトに倣えば簡単。
Homebrew導入後は下記のようなコマンドを実行するように案内されるので実行する。
$ echo 'eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"' >> /home/`whoami`/.bash_profile
$ eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
手順
- opamのインストールと初期設定
- google-drive-ocamlfuseのインストール
- google-drive-ocamlfuseの起動と設定
opamのインストールと初期設定
$ brew install opam
$ opam init
少し待つと、Do you want opam to modify ~/.bash_profile? [N/y/f]
とか聞かれるので、y
を入力してからEnter。その後数分待ちます。最後にDone
と表示されて完了です。
google-drive-ocamlfuseのインストール
下記コマンドを実行します。
$ opam install google-drive-ocamlfuse
Do you want to continu? [Y/n]
と聞かれるのでそのままEnter。
しかしここでconf-gmp
, conf-libcurl
, conf-libfuse
のインストールに失敗してしまいました。必要なパッケージをインストールします。
$ sudo dnf install libcurl-devel fuse-devel gmp-devel
【2022/2/18追記】別のマシンではconf-sqlite3も必要だったので、追加でパッケージインストールが必要かもしれません。
$ sudo dnf install sqlite-devel
もう一度google-drive-ocamlfuseをインストールします。
$ opam install google-drive-ocamlfuse
今回は成功しました。下記のコマンドを実行すると環境変数が今のシェルに読み込まれます。
$ eval $(opam env)
google-drive-ocamlfuseの起動と設定
初回起動でgoogleの認証を行います。
$ google-drive-ocamlfuse
ブラウザが立ち上がり、Googleアカウントでのログインが促されるのでログインします。Google Driveへのアクセスが要求されます。サードパーティのソフトウェアなので、信じるかどうかは各自で判断するしかありません。
ログインして正常に通信が行われていればコンソールに下記のようなメッセージが表示されます。
Access token retrieved correctly.
ユーザのホームディレクトリ直下にフォルダを作り、そこにマウントします。
$ mkdir ~/googledrive
$ google-drive-ocamlfuse ~/googledrive
マウントが完了してファイル操作が可能になります。